企業情報

about

CEOメッセージ

現在の我々の業績は、起業家として参画を求められた九州大学時代の研究に端を発します。その昔、錬金術の賜物でもあったステンドグラスの着色剤として知られる貴金属微粒子の学術的意義(プラズモニクス)を太陽電池の効率改善に向けて応用したことが原点にあるわけです。

JST(日本科学技術振興機構)からの大学ベンチャー起業助成金の獲得を機に先ずは、高価な金に比べると二桁も安く錆び易い銅に比べて安定性に長ける銀に商材としての価値を見出しました。さらには他との差別化の為に未踏領域での機能発掘に挑み、遂には、粒子サイズに対応する波長の光をアンテナのように同調して吸収するプレート状銀ナノ微粒子を半導体に加工して色々な光をエレクトロニクスに利用する着想を得ました。

その特許内容が、一粒単位の太陽電池/光コンデンサとしての機能であることを昨年秋の応用物理学会で公表しました。また、この物質は魚や小動物を用いた毒性試験を経てウィルスや黴菌などの有害病原体としての作用を抑えながらも人や動植物には極めて安全であることが窺えたことから、親しみを込めてABC光半導体と名付けています。(A:Ag、B:Boron化合物、C:Clay粘土) これらの特徴を活かすために研究仲間達と設立したNPO時代は、法人等の支援を得て公益性を重じた開発を志して事業化の道を探り、ビジネスコンテスト(BPCC13)で表彰されるに至りました。一方、自らは夜間大学院(産業能率大学)で学び経営手腕を鍛えました。

その結果、省エネ指向の遮熱特性や抗菌・抗ウィルス性を赤外線でマネジメントする手法や体外診断薬等の微量分析に繋がるラマン散乱分析の高感度化などが短期間に導き出されました。これらの成果は、プレート状微粒子の量産を促すと共にABC光半導体の主原料である銀ナノ粒子を試薬として世の中に頒布する仕組を創り、起業準備に結実しました。

会社組織の発足後3期目を迎えた現在は、蓄積した要素技術をさらに深耕して集約する方向に舵を切っています。具体的には、ご縁あった九大と慶応義塾大学内の2つの研究拠点で生活に密着する衣食住あるいは医療の分野に繋がるライフサイエンス;インフルエンザの検出・対策に適用するナノ粒子や応用製品(加工品と機器類)の開発に勤しみながら、大企業の新規事業立ち上げ受託を生業にして糧を得ています。今後の研究開発を支える人材の確保並びに開発製造のファブレスによる機動化を試みながら、貴金属複合型新素材の産業への導入とベンチャーとしての独自展開に邁進中です。

代表取締役社長・CEO 伊東 謙吾

企業理念

Exceeding the Clouds with the Plasmonics.

人と光の新しい関係を創る

響鳴を生み出す魂の鼓舞と
新しい価値への集積、そして周りとの調和


We establish relationship with a human being and the light.

We inspire our spirits to make a sound in a feeling each other, which bring us the new value by accumulating them and convert the world through the research of plasmonics, and then consider the accordance with surroundings.

行動規範

  1. 研究開発を通じ、人々にプラズモニクスの驚きを伝える。
  2. 常に失敗を恐れず、創造的に真実を究明し、公明正大に協力し合う。
  3. コミュニケーションを通じて開放的であり、正直な人間関係を築く。
  4. 無から有を生み出し、大きな成果に繫げることに情熱と意思を注ぐ。
  5. 謙虚に成長と学びを追求し、常識を弁えながらも非常識に挑戦する。

会社概要

商号
株式会社伊都研究所
Company Name
Ito Research Institute Co.,Ltd.
代表者
代表取締役社長・CEO
伊東 謙吾
資本金
1213万4120円
設立
2016年3月
所在地
本社
〒251-0002
神奈川県藤沢市大鋸3丁目3番7号
関東研究拠点
〒212-0032
神奈川県川崎市幸区新川崎7番7号 AIRBIC A03
九州研究拠点
〒816-8580
福岡県春日市春日公園6-1
九州大学総合研究棟C-Cube 611号
事業内容
1.ナノインク(金属ナノ粒子を含むインク状液体、ペースト)およびその応用製品の製造販売
2.プラズモニクスおよびその応用方法に関するコンサルティング
3.再生可能エネルギーによる発電・蓄電・売電事業、人工農業(植物工場)
4.電気・電子材料、医療・衛生(抗菌)材料およびそれらの素子製造販売

沿革

2011年11月
A−STEP(日本科学技術振興機構の競争的研究資金「起業挑戦」)採択にて研究拠点の九州大学伊都キャンパスに集結し研究開始
2012年2月
伊都地区の福岡市産学連携交流センターに研究拠点を設け、法人化予備組織の「雷山会」を結成
2012年8月
雷山会メンバーと共に所属する九大未来化学創造センター主催/福岡市共催の
「夏休み子供セミナー」を開催し好評を博す
2012年11月
福岡新テクノロジー創成シンポジウムにて「プラズモニックナノパーツ事業化構想」を発表
2013年3月
雷山会の会員を中心に特定非営利法人伊都研究所の登記申請
2013年9月
西松建設(株)からの研究委託を受けて、同社技術研究所(神奈川県内陸工業団地)と東京大学総合研究機構の2カ所に分かれて研究開発拠点を移設
2013年11月
MIT−EFJ主催のビジネスコンテストに応募し「優秀賞」と「新日本賞」の二冠に輝く
2014年1月
米国大使館にてケネディ駐日大使から経産大臣同席下に「ABC半導体活用による人と光の新しい関係」を讃える栄誉に与る
2014年11月
日本生物工学会(札幌)にて同上素材を用いる光抗菌システムを近畿大学と共同発表
2015年3月
日本農芸化学会(岡山)にて同上素材を用いる光抗菌システムを近畿大学と共同発表
2015年10月
遮熱抗菌(赤外線をカットしながら同時に抗菌性を発現する)の技術構想を完成
2015年12月
PACIFICHEM 2015(環太平洋国際化学会議)にて近畿大学と光抗菌システムに関する共同研究成果を発表
2016年3月
活動母体をNPOから株式会社へ組織変更
2016年7月
日経キャリアマガジン紙「社会人の大学院2017」に関連記事が掲載
2016年9月
NFO−14(浜松)にて銀ナノプレートのSERS分析への応用手法を発表
2016年11月
マルチサイズ銀ナノプレート水分散液を販売開始
2017年5月
九州大学総合研究棟C-Cubeに研究拠点を開設
2017年7月
AMED-PJに慶応義塾大学と伊都研究所の共同提案「中分子を活用する次世代ウイルス検出システム」が採択
2017年8月
慶応義塾大学新川崎タウンキャンパスに研究拠点を開設
2017年9月
第78回 応用物理学秋季学術講演会にて、
「Value-Added ABC Semiconductor Material for Various Applications」を発表
2018年2月
帝国データバンク社の帝国ニュース 九州版に弊社が掲載
2019年1月
一般財団法人ふくおかファイナンシャルグループ企業育成財団における研究開発助成金において、
「銀ナノプレートを用いる安心安全快適な除菌消臭剤の開発と実証」のテーマが採択

製品に関するご質問・ご要望、購入に関するご相談など、
お気軽にお問い合わせください。